卒業

03.17

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1月2月と、ブリやヒラマサ狙いの出漁が続きました。しかし、春の日ざしが注ぎはじめるこの季節になると、時に北東の風が吹き荒れます。そうなると私が暮らす浜では太刀打ちできないシケになり、お休みも多くなってきます。

さてこの春、我が家の子供達は3人揃っての卒業となりました。

長男、中学校卒業
長女、小学校卒業
次女、こども園卒園 

なんともめでたい事です。

アマダイととブリとマハタがトリプルで釣れた時みたいに。釣った事ありませんが。

次女の卒園式には、都合で出席できませんでしたが、長男、長女2人の卒業式には参加する事ができ、子供達の成長にただただ感動をするばかりでした。

共に卒業を迎えた友人達の成長と幼い頃の面影が重なり、まさに感無量でした。

私達夫婦がこの島に移住して17年の時を経ました。
長男16歳。

移住してまもない、船も持たず先も見えず、まだ右も左もわからない時に授かった長男の誕生と成長は、私達夫婦のこの島での歩みそのものでした。

妻の実家、里帰りでの出産を終え、2人で島に帰る時の不安を今でも覚えています。

しかし、子育ては夫婦2人で行なっているという感覚ではありませんでした。
地域の中で暮らしながら、ご近所の方々、友人達に支えられ、長男をはじめ、3人の子供達はすくすくと成長してくれました。遠くから支えてくれる互いの両親。そして島人の優しさと、島の恵みをいっぱいに受けて。

先日の晩御飯時に、我が家が食べた魚の中で1番多いもの、子供達の成長の骨や肉、心を育ててくれた魚は何だろう?と話しました。

答えは「ブリだろうね!」
季節は限られますが、魚体も大きく、お刺身からぶり大根と、目ん玉から骨に付いた身まで、どれ程お世話になった事でしょう。他にもアジにサバ、カサゴにイカまでこの島の恵みがいっぱいに詰まった命の成長です。

卒業に際する先生方の言葉の中で、子供達を囲む様々な環境に「感謝」という事を多く言われておりました。

この島の人達に支えられて、大地が創り出す恵みを身体いっぱいに受け、更に成長していく子供達の豊かな未来がある事を心から願います。

人の喜びを自分の事のように、共に喜ぶ人になってほしい。

人の痛みや悲しみには自分の事以上に心を動かし、共に悲しみ、時には一緒に涙する人になってほしい。

父と友達が同じく倒れたら、迷わずに友のもとに駆けつける人であってほしい。

そう願います。

生きる事は出会いと別れを繰り返す旅。
出会いは偶然のようで必然だという事。これから歩む人生の経験の中で確信する時があるでしょう。

どのような地で生きようと、どのような仕事につこうと、人として、大切な生き方は同じです。

自分の幸せを、自然と周りにとき放つ素敵な人になって欲しいと願ってます。

そんな子供達のために、もっともっと父も頑張らなければと思った朝でした。

お祝い、謝恩会での姿造り。一瞬でペロリと嬉しい限りです。


ヒラマサ、マダイのカルパッチョ


共に子供が中学校卒業の
千寿丸のチカメキントキと、萬吉丸のアカアマダイと海子丸のマダイ

あっと言う間にペロリで嬉しい限りです。

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コメント

    • くぼた
    • 2018年 3月 19日

    おめでとう!!
    子供たちも大きくなったね。
    パパもママも頑張った。

    細井家の喜びが伝わってくるようなうれしい記事でした。

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【海子丸 連絡先】
TEL:090-69126255
TEL&FAX:0920-86-3586
tsushima.kaikomaru@gmail.com
※漁に出ていて電話に出れない
場合は固定電話にご連絡ください





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